国税局は国税を徴収します。国税局は所得税や法人税などの直接国税と消費税や酒税などの間接国税を扱います。タックスアンサーを利用して質問をしてe-Taxで税務申告ができます。
国税局は、財務省の外局である国税庁の地方の機関です。現在国税局は全国に札幌国税局、仙台国税局から関東、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、そして福岡国税局、熊本国税局の11国税局があります。熊本国税局の管轄外に沖縄国税事務所が別にあります。各国税局はそれぞれの管内の税務署を管理、監督、指導をしています。そして税務署では対応できないような、大口の法人及び個人の税務調査などを行う組織です。また国税局は税理士試験も実施しています。企業を経営する社長さんは国税局とか税務署と聞いただけでびくっとするぐらい、国税局はこわい存在のようです。とは言うものの税金を徴収する機関として、国税局がなくては困ります。国がいろいろな政策を実行するための予算を組んで、それを実行に移すための歳入は、国税庁と下部機関の地方の国税局や各地の税務署の存在なしには不可能です。一般の個人納税者は毎年2月中旬から3月中旬にかけて確定申告を行って自分税務申告をします。路線価も国税局の担当です。
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税金には国税と地方税がありますが、国税局が扱うのは国税です。国税とはどのような税金の種類があるのでしょうか。国税は、所得税、法人税、相続税、贈与税、消費税、酒税、揮発油税・地方道路税、石油ガス税、印紙税、登録免許税、自動車重量税、たばこ税、たばこ特別税、関税などが主な国税です。このうち法人税・相続税などは、直接国税と言います。消費税・酒税は間接国税です。酒税が国税である関係から酒販免許・酒造免許などは税務署長がその許認可の権限を持っております。税金から言えば国税局は「酒」業界の所轄官庁なわけです。毎年各国税局管内では酒類鑑評会が開かれてその年のお酒の利き酒なんかもします。
タックスアンサーは、税に関するインターネット上の税務相談室です。よくあるご質問に対する回答を税金の種類ごとに調べることができます。また、キーワードによる検索もできます。タックスアンサーでわからないことは訊いてみましょう。医療費控除や年末調整なども教えてくれます。e-Taxの利用をすることで、これまで書面により行われていた国税の申告、納税などの手続がインターネットを通じて自宅や事務所に居ながらにして行うことができるように便利になりました。
国税局の中でも東京、大阪、名古屋の国税局には映画「マルサの女」で有名になった査察部があります。税務署では取り扱えないような規模で且つ悪質な脱税については、国税局査察部が強制調査を行う権利を持っています。裁判所からの令状に基づいて強制調査を行って、事実が明らかになれば、検察に脱税犯として告発をします。
最近問題になっているのが、外国人の税金の申告もれだそうです。外国人でも日本に来て稼いだお金には当然所得税がかかります。スポーツ選手が日本で賞金を獲得したり、外国の歌手や俳優などが、日本でライブやイベントで稼いだものは日本で所得税を納めなければいけません。多くは賞金などを支払う側が源泉徴収して本人に代わって納税しているため、本人が申告する機会はありません。問題は消費税です。日本で稼いだ賞金や出演料にかかる消費税について、国税局から申告漏れを指摘されるケースが増えているようです。これはちょっとわかりにくいですね。本人にしてみれば源泉徴収で納税はすんだと思っているでしょうから、日本の税金の仕組みを知らない外国人には戸惑いがあるようです。なお課税額に不服があれば不服申立てができます。
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